桑の葉は漢方で中薬として分類されています。中薬とは、穏やかな作用で新陳代謝を上げ、体質を改善する薬とされています。日本でも鎌倉時代から薬草として用いられており、最近の研究では、糖尿病の予防・改善ほか、様々な効果・効能が解明されています。
その中でも特にダイエットに有効な
など、桑の葉の効果・効能や、
上手な摂取の仕方について調べてみました。
ダイエットのカテゴリーから外れるかも知れませんが、カリウムの作用による「むくみの改善」や、DNJの抗糖化作用によりアンチエイジングにも効果的です。
ビタミンC ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンA 亜鉛 鉄 マグネシウム カルシウム 食物繊維 各種フラボノイド カロテン、γアミノ酪酸(略称ギャバ)
食後の血糖値上昇抑制効果
桑の葉には、DNJ(デオキシノジリマイシン)という成分が含まれています。このDNJは、小腸からの糖分吸収を鈍らせ、血糖値上昇を抑制する働きがあります。
つまり、ご飯やパンなどの炭水化物・糖質が、脂肪として体に蓄積されるのを防ぎます。
中性脂肪値を下げる効果
ポリフェノールの一種のケルセチン配糖体の作用により、中性脂肪値を下げる効果があります。
ケルセチン配糖体はブロッコリーやリンゴなど、野菜や果物にも含まれていますが、特にタマネギに多く含まれており、桑の葉にはさらにタマネギの3倍の量が含まれています。
便秘改善効果
腸内環境を整えてくれる食物繊維もたっぷり♪ レタスの約34倍含まれています。
上手な摂取の仕方
食後の血糖値上昇抑制効果や、抗糖化を期待するなら、糖質の受け入れ態勢が整えるため食前15分~30分前にとると効果的です。そして、それを習慣化すること、継続摂取が大切です。
桑の葉を使用したお茶やサプリメント、青汁などが市販されていますが、中でも青汁なら桑の葉特有の栄養成分の摂取と合わせて、野菜不足も解消できますね。
神仙桑抹茶ゴールド
原材料は徹底管理された自社栽培の「桑の葉」ほか、「シモン芋の葉・茎」、「緑茶」。
飲みやすくて美味しくて、お通じやむくみがスッキリ。
老舗お茶屋さんが成分にこだわり抜いた青汁・健康茶です。
お腹・浮腫スッキリ!老舗お茶屋さんの青汁 ※神仙桑抹茶ゴールド
[参考文献]
- 太田胃散 – 桑の葉を科学する
- お薬Q&A ~Fizz Drug Information~ – 漢方薬や生薬の「上薬」、「中薬」、「下薬」って何?
- サプリメント大学 – 桑の葉の含む栄養素は?
- サントリーグローバルイノベーションセンター – ケルセチン配糖体で健康の維持・増進に寄与する
- 食物アレルギーと機能性食品のサイト – 桑の葉の高中性脂肪血症に対する予防効果のメカニズム
- スキンケア大学 – 美肌レシピ桑の葉茶で肌の“糖化”対策をしよう! [食のTIPS]
- 糖尿病:経営者のための克服術と放置術 – 桑の葉成分DNJ
- 糖尿病:経営者のための克服術と放置術 – メディカルサロンブランド – DNJ効果とは?